歴史を纏う、素材が際立つエントランス

空間の使い方を見直し、より快適な環境を整えるため、同じテナント内で別会社とフロアを入れ替えるかたちで移転プロジェクトが始まりました。

新しいオフィスのエントランスは、訪れる人に歴史と品格を感じさせる佇まいです。住宅設備の製造も手がける西野金陵株式会社様より、事業で扱われているセラミックタイルをご提供いただきました。そのタイルをサインに取り入れ、素材の質感で和とモダンを調和させ、空間に深みを与えています。さらに天井からの間接照明とユニバーサルダウンライトで中央の光をやわらかくぼかしたことで、素材やロゴを際立たせる工夫を施しました。その陰影が落ち着いた印象を生み、歴史を感じさせる空間を演出しています。

今回のプロジェクトでは、同じテナント内で入れ替えを行う別会社の移転作業も同時進行していたため、他社の搬出入と重ならないよう工程を細かく調整する必要があり、通常以上に慎重な管理が求められました。

そうした中でも計画通りにプロジェクトを完遂でき、終了後には「ここまで順調に進むとは思わなかった」とのお言葉とともに、担当者への感謝の言葉もいただき、私たちにとって大きな励みとなりました。

本オフィスが、西野金陵株式会社様の新たな挑戦や今後のさらなるご発展を力強く支える場所となることを願っております。