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2025.12.2

株式会社内田洋行様主催「UCHIDA FAIR 2026」参加レポート

株式会社内田洋行様主催「UCHIDA FAIR 2026」参加レポート

 

 

2025年11月11日(火)~14日(金)に開催されていた、株式会社内田洋行様主催の「UCHIDA FAIR 2026」に参加してまいりました。

今回のフェアでは、「人が主人公となるハイブリット・ワークプレイス」というテーマのもと、リアルとデジタルをよりシームレスにつなぎ、組織の創造性を引き出す“つながりのデザイン”が会場全体に散りばめられていました。本記事では、展示会で印象に残った内容をレポート形式でご紹介します。

 

▼目次

1.UCHIDA FAIR 2026

2.印象に残ったポイント

 ―■卵型テーブルとストレスのない足元設計

 ―■ハイデスク・ハイチェアの充実した提案

 ―■ふらっと立ち寄れるワークスペースの設計

 ―■中空パネルを活用した環境配慮型配慮型の家具

 ―■チームワークを後押しする可動式デスクの提案

3.おわりに

 

 

1.UCHIDA FAIR 2026

今年のテーマ:「人が主人公となるハイブリッド・ワークプレイス」
リアルとデジタルを繋ぎ、人と人の″つながりをデザイン″するオフィスへ

(内田洋行 公式テーマ)
開催概要(東京):内田洋行 新川本社 2025年11月11日(火)〜 11月14日(金)
開催概要(大阪):内田洋行 大阪支店 2025年12月3日(水)〜 12月5日(金)
開催概要(福岡):内田洋行 九州支店 2025年11月19日(水)〜 11月21日(金)
開催概要(札幌):内田洋行 北海道支店 2025年11月25日(火)〜 11月27日(木)

 

フェア内容


UCHIDA FAIR 2026 は、働き方改革・オフィス環境整備・ICT 活用をテーマに、最新のワークプレイスの提案を体験いただける展示会です。オフィス家具、ICT ソリューション、コミュニケーションツールなど、株式会社内田洋行様が提供する最新のラインナップを、実際の空間で確認できます。

また、各会場では地域特性に合わせた展示やミニセミナーも行われ、より具体的に“自社に取り入れた場合”をイメージしていただける構成になっています。

 

2.印象に残ったポイント

株式会社内田洋行様が実践されている「人が主人公となる空間づくり」を、実際に体験することができました。特に印象的だった取り組みをご紹介します:

 

 

■卵型テーブルとストレスのない足元設計


 

▲ストレスのない足元設計
▲ストレスのない足元設計

 

まず目を引いたのが、特徴的な卵型のテーブルと、その構造から生まれる快適な足元空間です。配線をテーブル脚の内部に数か所まとめて集約しており、足元が非常にすっきりしていました。そのため椅子の横移動がしやすく、テーブル周りの動線が崩れません。コミュニケーションのしやすさにも繋がり、「見た目」だけではなく「使いやすさ」への細やかな配慮が感じられました。

 

さらに、選択可能なバリエーションの中にはビックテーブルタイプがあり、中央部分にグリーンを設置できる使用。センター脚に配線をまとめた構造で、四隅に脚がある一般的なテーブルよりも、視線の抜けと動線の自由度が高く、より自然に会話が生まれる雰囲気でした。

 

 

■ハイデスク・ハイチェアの充実した提案


今回特に印象に残ったのが、ハイデスク・ハイチェアの展示が多かったことです。実際に座ってみると、目線が自然と高くなり、歩いている人からも話しかけやすい高さになるため、偶発的なコミュニケーションが生まれやすいと実感しました。一般的なローデスクは集中しやすい反面、姿勢が悪くなりやすく、周囲とのやり取りが生まれにくい面があります。

 

それに対してハイデスクは、

・気軽に声をかけられる・作業の切り替えがしやすい・開放的でリラックスした姿勢が保てる

といった特徴があり、働くだけではなく、人と人がつながる場所という現代のワークプレイスにとても合っていると感じました。ウェルビーイングの観点でも、姿勢変化やコミュニケーション促進に寄与する点が印象的でした。

 

 

■ふらっと立ち寄れるワークスペースの設計


 

▲ふらっと立ち寄れるワークスペース
▲ふらっと立ち寄れるワークスペース

 

フロアのオープンなエリアには、ソファ席とその背もたれから連続するように配置されたハイデスクが並ぶ、立ち寄り型のワークスペースが設けられていました。ロッカー付近の動線上に配置されているため、人の行き来が自然に生まれ、移動のついでに立ち話ができる距離感がつくり出されています。

 

立ったままでも、ハイチェアに軽く腰かけても使える高さのテーブルは、ちょっとした確認や相談がしやすく、ミーティングほど構えないコミュニケーションが生まれやすい設えでした。用件がなくても「なんとなく声を変えやすい」雰囲気があり、偶発的な会話がそのままアイデアにつながるシーンが容易に想像できます

 

またオープンな場所でありながら人が滞留しやすい位置に配置されていることで、居心地の良さとアクセスのしやすさが両立しており、まさに人と人がつながりやすい場として機能していると感じました。

 

 

■中空パネルを活用した環境配慮型の家具


 

▲国産木材を活用した温もりのある空間
▲国産木材を活用した温もりのある空間

 

環境配慮の取り組みとして紹介されていた、国産木材の中空パネルを使った棚も印象深い内容でした。表面材として使えないようなグレートの材も中間層に持ってくることで有効活用できる3層になった直交集成板のテーブルも印象深い内容でした。

 

 

 

■チームワークを後押しする可動式デスクの提案


 

▲チームワークを後押しする可動式デスク
▲チームワークを後押しする可動式デスク

 

最後にご紹介したいのが、天板を上下・左右に動かせる可動式ワークデスクです。デスク同士を寄せたり離したりでき、個々の作業にも、複数人での協働にもすぐ形を変えられるため、作業内容や人数に合わせて最適なレイアウトを瞬時に作れます。

 

さらに天板は昇降式になっており、座り姿勢・立ち姿勢を自由に切り替えられるのも大きな特徴です。長時間の作業でも、負担を分散しやすく、身体的なストレスが軽減されるだけでなく、姿勢が変わることで気分転換が生まれ、作業効率にもメリハリがつく印象を受けました。

 

 

3.おわりに

今回の「UCHIDA FAIR 2026」を通して、空間の使い方や家具開発の工夫など、これからのオフィスづくりに活かせる多くの学びを得ることができました。私たちも今回の気づきを踏まえ、より働きやすく、より快適なオフィス空間をご提案できるように努めてまいります。

 

なお、「UCHIDA FAIR 2026」は今後、大阪でも開催予定となっており、大阪エリアの弊社お客様もご案内いただけますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。次回のレポートもお楽しみに。

 


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