美しさを追求した白に輝く理想のオフィス

この度、化粧品・美容機器メーカーであるG.Mコーポレーション様のオフィス移転プロジェクトを手掛けさせていただきました。元々ご入居されていたビルの設備故障による予期せぬ停電がきっかけとなり、急遽、既存オフィスからほど近いビルへの移転が決定。1月初旬の移転完了後、新オフィスでの内装工事に着手しました。

テーマカラーは、清潔感と美しさを表現する「白」。お客様の強いこだわりを随所に反映させ、予算を上回るご要望にも、最終的にはスペックを落とすことなく、お客様の理想を形にするため尽力いたしました。

まず目を引くのは、目の覚めるような「白」で統一されたエントランスです。お客様が特にこだわられた白いガラスウォールは、コスト削減案も検討されましたが、デザイン性を優先し全面に採用。LEDで側面が光るロゴサインが、空間に凛とした存在感を放ちます。床には通常の4倍もの大判サイズの大理石調タイルカーペットを敷設し、足元から高級感を演出。幾度となくパース修正を重ね、お客様が心から納得される空間を創り上げることができました。

商談の場となる会議室もまた、白を基調とした洗練された空間です。自社製品を美しくディスプレイできるよう、オリジナルの造作棚を設置。下段は引き出し収納とし、機能性も兼ね備えています。照明にもこだわり、2列のスポットライトに加え、造作棚には間接照明をふんだんに取り入れました。これにより、白が持つ明るさと清潔感が最大限に引き出されています。エントランスと同様に大判の大理石調タイルカーペットを採用し、テーブルやチェアも白で統一することで、一体感のある上質な雰囲気を醸し出しています。

プロジェクト完了後、お客様からは「想像以上に綺麗なオフィスになった」と大変嬉しいお言葉をいただくことができました。お客様のこだわりと私たちの提案が融合し、ブランドを象徴するような唯一無二のオフィス空間が誕生したことを、大変光栄に感じています。