近年大きな社会情勢の変化により、国内企業の多くがテレワークを急遽実践導入しました。そのなかで、オフィスのみで働くことへの脆弱性を実感すると同時に、労働人口減少という課題に対して、多様な働き方を認めるポジティブで柔軟な手法としてテレワークを受け入れていきました。一方で、気軽に誰かに相談できないこと等によるストレス増加やコミュニケーション不足による社員の離職やエンゲージメント低下といったさまざまな課題に直面しています。
そこで注目されているのが、オフィス勤務と在宅等のテレワークを掛け合わせた「ハイブリッドワーク」です。双方のデメリットを補い合う新しい働き方として注目されています。
CONTENTS
ハイブリッドワークを実現するオフィスづくり
ハイブリッドワークを実現するためには、社員の方が出社にメリットを感じられるオフィス環境づくりが重要です。どこでも仕事ができる環境になったいま、オフィスは社員同士のコミュニケーションや情報交換が活発に行われる場所、もしくは業務に集中する場所としての役割が求められています。新たなスペースを設けることは現状のオフィスの広さでは実現できないと感じてしまうかもしれませんが、無理にオフィス移転や増床をせずとも、いまのオフィスを有効活用し「オフィスリメイク」することで、ハイブリッドワークに適したオフィス環境づくりは可能です。
ペーパーレス化による収納スペース全般の見直しや、完全フリーアドレス仕様への変更によるスペース効率化、固定席での業務では出来なかった集中作業やグループワーク、連携ミッションでのチームワークまで、自在に業務遂行ができる働き方へのシフトが求められるオフィスが、新しい働き方に適応した「出社にメリットを感じられるオフィス」になりました。
ハイブリッドワークを実現するインフラ整備
ハイブリッドワークを実現するためには、自宅やサテライトオフィスでも安心かつ快適に業務ができるインフラ環境が不可欠です。高速でセキュアに社内システムへアクセスができ、スマホやUSBフォンを繋いだPCで内線ができ、グループウェアによる業務進行などが実現できれば、オフィス外でも、オフィス内と同様の環境が作れます。情報漏えいやサイバー攻撃から経営資源を守りつつ、オンラインで問題なくコミュニケーションが取れるインフラ環境の構築がハイブリッドワークの実現のポイントです。
新しいオフィスをつくるための考え方
従業員のワークスタイルとライフスタイルの変化に合わせて、一人ひとりのパフォーマンスを最大限発揮させるために、仕事の内容に応じて場所を自由に選択できることがこれからのオフィスには求められています。生産性の向上や社員同士の対面コミュニケーション促進など、出社することで従業員の満足度を高めるオフィス空間を構築することを強く意識する必要があります。
オフィス空間ならハイブリッドワークを徹底支援
オフィス空間ではハイブリッドワークを実現するために必要な、出社にメリットを感じられるオフィスの環境づくりと、テレワークでも快適に業務ができるインフラ整備をトータルでご提案しています。実際にわたし達のオフィスで導入しているICT商材や、自社オフィスで実践しているレイアウト・オフィスデザインなど、自らの働き方からヒントや課題解決方法を見出し、等身大の新しいオフィスの在り方をご提案しています。ハイブリッドワーク導入に対してハードルが高いと感じている方や、自社に合うかどうか分からないと感じている方も、弊社で実施してるオフィス見学で新しい働き方を体感していただくことができます。オフィス空間はお客様が納得感を持って新しいオフィスづくりができるようサポ―トいたします。
オフィス内でもプライバシーを守るWeb会議ブース
テレワークが進み、「Web会議の内容が漏れていないか気になる」「周りを気にせず集中してテレアポを行いたい」等、音にまつわるお悩みをご相談いただく機会が増えました。現在各オフィス家具メーカーから多数Web会議ブースが販売されていますが、通常のオフィス家具と比べると比較的値が張るため、導入ハードルが高い製品でもあります。そこで私たちオフィス空間は、東京オフィスと大阪オフィスにWeb会議ブースを設置しました。東京はメーカー別に3種類、大阪には2種類展示しています。メーカーごとにショールームへ行く必要はなく、一度に複数のWeb会議ブースを比較できます。大きさや使い心地を実際に試していただき、具体的な導入イメージを描きながらご検討いただけます。
