オフィス空間

SCROLL

COLUMN

パーティションでおしゃれなオフィスをつくる方法|種類と選び方を解説

パーティションでおしゃれなオフィスをつくる方法|種類と選び方を解説
オフィスのレイアウトを見直したいと考えていても、大がかりな工事は避けたいと感じている方も多いのではないでしょうか。また機能性だけではなく、デザイン性にもこだわった空間づくりに悩むケースも少なくありません。

そのような課題に対して有効なのが、おしゃれなオフィス用パーティションの活用です。空間を手軽に仕切るだけではなく、働きやすさやオフィス全体の印象にも影響を与えます。

本記事では、パーティションのメリットや種類、選び方、レイアウト事例を体系的に解説します。自社に合った空間づくりのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

【この記事で分かること】
  • ・パーティションを導入するメリットと活用方法
  • ・種類や素材ごとの特徴と選び方のポイント
  • ・おしゃれで機能的なオフィス事例の具体例

オフィスにおけるパーティションとは?

オフィスにおけるパーティションとは、空間を仕切るために設置する簡易的な壁や什器のことです。一般的には「間仕切り」とも呼ばれ、基本的に大がかりな工事を行わずにスペースの分割や部屋の新設ができるため、柔軟にレイアウト変更ができます。

また近年では、働き方の多様化に伴い、パーティションの機能性だけではなくデザイン性も重視されています。

物販販売についてはこちらから

おしゃれなパーティションを導入するメリット

パーティションの導入によって得られる主なメリットを見ていきましょう。

業務効率・生産性の向上が期待できる

パーティションを設置することで、視線や周囲の動きを適度に遮り、集中しやすい環境を整えられます。

例えば、デスク周りを区切ることで、半個室のような空間をつくることが可能です。周囲の気配が気になりにくくなるため、作業への没入度が高まりやすくなります。

また個人の作業スペースを明確に分けることで、ストレス軽減にもつながります。結果として、業務効率や生産性の向上が期待できるでしょう。

コミュニケーションの活性化につながる

パーティションは空間を分断するイメージを持たれがちですが、設計次第でコミュニケーションを促進する役割も担います。例えば、ローパーティションを活用すれば、着席時の視線は遮りつつ、立ち上がれば周囲を見渡せる環境をつくれます。

またガラスやルーバーなど視界を完全に遮らない素材を選ぶことで、開放感を保ちながら緩やかなゾーニングが可能です。これにより、部署間の連携や偶発的な会話が生まれやすくなります

完全に遮断するのではなく、適度な距離感を保つことが、働きやすいオフィスづくりのポイントといえるでしょう。

企業ブランディングを強化できる

デザイン性の高いパーティションを取り入れることで、オフィス全体の印象を向上できます。来訪者に与える第一印象にも影響するため、ブランディングの一環としても有効です。例えば、コーポレートカラーをアクセントにしたパーティションを取り入れることで、企業らしさを表現しやすくなります。

さらに、採用活動においてもオフィス環境は重要な要素です。写真映えする空間は企業の魅力を伝えやすく、人材獲得の面でもプラスに働く可能性があります。

防音・セキュリティ対策ができる

パーティションは、音や視線をコントロールすることで、オフィスの安全性を高める役割もあります。

特に会議室や人事・経理など機密情報を扱うスペースでは、情報漏えい対策として有効です。また空間を区切ることで外部からの視線を遮り、パソコン画面や書類の保護にもつながります。

ただし、音を完全に遮断できるわけではないため、用途に応じて適切な仕様を選ぶことが重要です。

オフィスパーティションの種類

オフィスパーティションにはさまざまな種類があり、高さや設置方法、用途によって分類されます。それぞれの特徴を理解することで、自社の課題に合った選定がしやすくなります。

ここでは代表的な種類について見ていきましょう。

ハイパーティション

ハイパーティションは、天井まで届く高さで空間をしっかりと仕切るパーティションです。独立性の高い空間を確保できるため、会議室や応接室などに適しています。

遮音性や機密性に優れている点が特徴で、外部への音漏れを抑えられる他、視線も遮りやすくなるでしょう。一方で、設置には工事が必要となり、レイアウト変更の自由度はやや制限されます。

また天井まで完全に仕切る場合には、消防法建築基準法に基づく対応が必要になるケースもあるため注意が必要です。

ローパーティション

ローパーティションは、腰丈から身長程度の高さで空間を緩やかに区切る置き型のタイプです。天井まで届かないため、圧迫感を抑えながらゾーニングできます。視線を適度に遮りつつ周囲の様子を把握しやすいので、チーム作業との相性も良いといえるでしょう。

工事が不要で設置できることが多いため、レイアウト変更にも柔軟に対応できます。用途に応じた高さを選ぶことで、執務スペースや共有スペースなど幅広く活用できます。

卓上パーティション

卓上パーティョンは、デスク上に設置するパーティションです。個人の作業スペースを区切る用途で広く利用されています。

視線を遮ることで周囲の影響を受けにくくなり、集中しやすい環境を整えられます。またフリーアドレス環境においても、簡易的に個人スペースを確保する手段として有効です。

軽量で持ち運びやすく、設置や撤去も簡単に行えます。休憩スペースなどでは、感染症対策として活用されるケースもありますが、あくまで対策の一つとして考えることが重要です。

可動式パーティション

可動式パーティションは、キャスター付きや折りたたみ式で移動が可能なタイプです。ミーティングスペースを一時的に設けたい場合や、人数の変動に合わせてレイアウトを変更したい場合に適しています。用途に応じて柔軟に配置を変えられるため、汎用性が高い点も魅力です。

使用しないときは折りたたんで収納できる製品もあり、省スペース化にもつながります。ただし、固定型と比べると遮音性には差があるため、用途に応じた使い分けが必要です。

収納一体型

収納一体型パーティションは、本棚や収納家具を間仕切りとして活用するタイプです。空間を区切る役割と収納機能を同時に担えます。

資料や備品を整理しながらゾーニングができるため、スペースを有効活用したいオフィスに適しています。特に、小規模オフィスや収納スペースが限られている環境で効果を発揮するでしょう。

物販販売についてはこちらから

パーティションの主な素材と特徴

パーティションは、素材によって見た目や印象が大きく変わります。また採光性や吸音性、メンテナンス性などの機能面にも違いがあるため、用途に応じた選定が重要です。

ここでは主な素材と、その特徴を確認していきましょう。

ガラス

ガラス素材のパーティションは、採光性に優れており、空間全体を明るく見せられる点が特徴です。視界を遮りにくいため、圧迫感を抑えた開放的なオフィスづくりに向いています。また、すりガラス調のフィルムを貼ることで、採光性を保ちながらプライバシーを確保することが可能です。

一方で、指紋や汚れが目立ちやすく、清掃の手間が増える傾向にあります。さらに、一般的には吸音性が高い素材ではないため、音環境に配慮した設計が求められます。

木製・木目調

木製や木目調のパーティションは、自然の温もりを感じやすく、落ち着いた雰囲気を演出しやすい素材です。ナチュラルで柔らかな印象に仕上がるため、リラックスした空間づくりに適しています。

明るい色合いであれば軽やかでやさしい印象に、濃い色合いであれば重厚感のあるシックな空間になります。来客スペースやリフレッシュスペースにもなじみやすいでしょう。

ファブリック

ファブリック素材は、布地やフェルトを用いたパーティションで、柔らかく親しみやすい印象を与えます。カラーバリエーションが豊富なため、企業イメージや内装デザインに合わせやすいでしょう。

また吸音効果を持つ製品も多く、音の反響を抑えたいスペースに適しています。集中ブースや打ち合わせスペースなど、音環境に配慮したい場面で活用されることが多いです。

一方で、水分に弱くシミが残りやすいため、設置場所やメンテナンス方法を事前に検討しておく必要があります。

スチール・アルミ

スチールやアルミといった金属系のパーティションは、耐久性が高く傷や汚れが付きにくい点が特徴です。メンテナンスがしやすいため、実用性を重視するオフィスに向いています。

スチール製は安定感があり、マグネットを使って書類を掲示できる点もメリットです。ただし、重量があるため設置後の移動は容易ではありません。

アルミ製は軽量で扱いやすく、レイアウト変更にも対応しやすい素材です。仕様によっては、スチールに比べて遮音性や防火性が劣る場合があるので注意しましょう。

ルーバー

ルーバータイプは、細長い板を一定の間隔で配置したデザインが特徴です。完全に空間を塞がず、圧迫感を抑えながら緩やかにゾーニングを行えます。

視線を適度にコントロールしながら開放感を保てるため、エントランスやラウンジなどの空間に適しています。ただし、完全な目隠しや防音には向いていません

グリーン

グリーンタイプは、観葉植物や人工植物を取り入れたパーティションです。空間のアクセントとして機能するだけではなく、自然を感じられる雰囲気づくりに役立ちます。

人工グリーンを活用すれば、手入れの負担を抑えながら導入することも可能です。デザイン性を重視した空間づくりに適した選択肢といえるでしょう。

パーティションを選ぶ際のポイント

パーティションを選ぶ際は、用途や機能、デザイン、コスト、メンテナンス性など複数の観点から検討することが重要です。自社の課題に合った選定ができるよう、具体的なポイントを押さえておきましょう。

目的や用途を明確にする

パーティションを選ぶ際は、まず「何のために空間を仕切るのか」を明確にすることが重要です。用途によって、適した高さや種類は大きく異なります。

例えば、着席時の視線を遮りながらコミュニケーションを保ちたい場合は、高さ1,200mm程度のローパーティションが適しています。集中作業や簡易的な打ち合わせには1,500mm程度、応接室などプライバシーを重視する空間には1,800mm以上が選ばれることが多いです。

また完全な個室を設けたい場合はハイパーティション、一時的なスペースづくりには可動式が適しています。集中を重視するのか、会話を促したいのかによって最適な選択は変わるため、用途ごとにゾーニングを検討することが大切です。

必要な機能を確認する

パーティション選びでは、オフィスに求める機能を事前に整理することも重要です。用途に応じて必要な性能を見極めることで、導入後のミスマッチを防げます。

例えば、機密性の高い会議室では、遮音性や視線を遮る性能が求められます。明るさや開放感を重視する場合は、ガラスパネルを採用することで採光性を確保できるでしょう。

また収納スペースが不足している場合には、収納一体型のパーティションを取り入れる方法も有効です。全ての機能を満たそうとするのではなく、優先順位をつけて選ぶことがポイントといえるでしょう。

空間とのデザインバランスを意識する

パーティションは単体で考えるのではなく、オフィス全体との調和を意識して選ぶことが重要です。インテリアや空間のテーマと統一感を持たせることで、洗練された印象を与えやすくなります。

例えば、温かみのある空間には木製や木目調、開放感を重視する場合はガラス、柔らかな印象や吸音性を求めるならファブリックが適しています。

またコーポレートカラーを取り入れることで、企業イメージを表現しやすくなります。暖色は活発な印象、寒色は落ち着いた印象を与えやすいなど、色の特性を活用することも有効です。

コストやメンテナンス性を考慮する

パーティションを導入する際は、本体価格だけではなく、設置工事費や運搬費などを含めた総コストで判断する必要があります。その際は、将来的なレイアウト変更や原状回復費用も考慮しておくことが大切です。

また素材によってメンテナンス性も異なります。例えば、スチールやアルミは汚れが付きにくく手入れしやすい一方、ガラスは指紋が目立ちやすく、清掃の頻度が高くなる傾向にあります。

初期費用だけで判断するのではなく、運用まで見据えたコストバランスで検討することが重要です。

パーティションの設置時に確認すべき注意点

パーティションの設置時に確認すべき注意点 パーティションを設置する際は、見た目や機能の他、安全性や法規制への配慮も欠かせません。事前に確認しておくことで、トラブルを防ぎながら安心して運用できます。

まず重要なのが転倒防止などの安全対策です。地震や接触による事故を防ぐため、安定脚の使用や床・壁への固定を検討する必要があります。また非常口や通路といった避難経路を塞がないよう、レイアウトには十分な配慮が求められます。

さらに、ハイパーティションを設置する場合は、消防法に基づき火災報知器スプリンクラーの増設届け出が必要になるケースがあります。建築基準法に関しても、廊下幅の確保や排煙設備、防炎性能などの確認が必要です。

これらの対応はオフィスの規模や条件によって異なるため、設計段階から専門業者へ相談することが望ましいでしょう。

※参考

パーティションを活用したおしゃれなオフィス事例

パーティションを活用した実際の事例を確認することで、自社に取り入れる際のイメージがしやすくなります。ここでは具体的な活用例を3つ紹介します。

木目×ブラックが映える、洗練されたオフィス

株式会社キュービックデザイン様は、木目とブラックを組み合わせたパーティションにより、落ち着きとスタイリッシュさを両立したオフィスです。異なる素材のコントラストが空間にメリハリを生み、洗練された印象を与えています。

パーティションを活用してエリアごとに空間を区切りつつ、視線の抜けを意識した設計により、解放感のある空間に仕上げている点も特徴です。会議スペースと執務スペースをパーティションで適切に分けることで、機能面とデザイン面の両立が図られています。

パステルカラーが導く、調和と一体感のあるオフィス

株式会社ビーウェル(株式会社 K Village / K Village 韓国語 京橋駅前校)様は、パステルカラーのパーティションを取り入れ、柔らかな色合いによって空間全体に統一感が生まれています。視覚的に穏やかな印象を与えやすく、働きやすい環境づくりに寄与しています。

またエリアごとにカラーを使い分けることで、ゾーニングと一体感を両立している点もポイントです。色彩を活用することで、部屋ごとの用途を直感的に把握しやすくなっています。

自然光と木の質感が調和する温もりあるオフィス

横山特殊ミシン株式会社様は、自然光を取り入れた開放的な空間に、ルーバーを組み合わせた事例です。光と素材のバランスにより、柔らかく温もりのある雰囲気が演出されています。

パーティションで空間を緩やかに区切ることで、視線を遮り過ぎず、開放感を保ちながらゾーニングを実現しています。空間全体のつながりを残し、人の気配を感じられる空間にしながら、集中しやすい環境づくりに配慮した設計といえるでしょう。

まとめ

パーティションは、空間を効率よく仕切りながら、働きやすさとデザイン性の向上を図れるアイテムです。業務効率の向上やコミュニケーションの活性化、企業ブランディングの強化、防音・セキュリティ対策への寄与など、多様なメリットが期待できます。

パーティションを選ぶ際は、用途や目的を明確にした上で、機能性やデザイン、コストのバランスなどを考えることが重要です。また安全対策や法規制への対応も欠かせません。これらを踏まえた上で、自社に合ったレイアウトを検討するには、専門的な視点からの提案が役立ちます。

弊社では、パーティションの選定だけではなく、レイアウト設計や内装デザイン、施工まで一貫して対応しています。自社に合うパーティションの導入や、オフィスの移転やレイアウト変更をご検討の際は、ぜひ一度ご相談ください。

お問い合わせはこちら