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パーティション工事で失敗しない|ローパーティションとオーダーメイドの違い

パーティション工事で失敗しない|ローパーティションとオーダーメイドの違い
間仕切り工事関連お問い合わせでは「Web会議用の個室を設置したい」「エントランスを作りたい」というご相談をいただきます。このようなご相談をいただくケースでは、お客様が完成イメージをお持ちの場合があるため、お打合せを重ね、お客様がお持ちのイメージをパースなどで視覚化しご提案する場合があります。一方、具体的なイメージや依頼内容が定まってらっしゃらない場合は、お客様の社員構成や働き方を考慮して、間仕切りの種類から説明をしてご提案します。

依頼内容が定まっていない場合、「まだお問い合わせをする段階ではないかな」「まずは情報収集だけ」とお考えのお客様にとって、もしかするといきなり問い合わせをすることはハードルが高いかもしれません。そこで、まずはお問い合わせの前段階、情報収集段階の方向けに間仕切りに関する2つのポイントをご紹介します。

「まだ情報収集の段階だ」「イメージを膨らませるために間仕切りの施工事例を多く見たい」「どの種類の間仕切りが自分のオフィスに合っているのか知りたい」と思ってらっしゃる方は、ぜひ最後までご覧いただき、間仕切り工事の参考にしてください。

パーティション・間仕切りの施工事例を多く見るポイント

まずは色々な施工事例を見てイメージを膨らませたいというご要望をいただきます。
その場合は、オフィスの広さや業種ごとに事例をご紹介しているオフィス空間の施工事例をご案内させていただいております。

ですが、まずはもっと幅広く検索したいという場合には「オフィス パーティション」「オフィス 間仕切り」というキーワードで検索していただくと内装業者の制限なく施工事例写真の確認ができるのでおすすめです。

パーティション?パーテーション?どちらが正しいの?

パーティションとパーテーションどちらが正しいのか?と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。英語表記では「partition」で、パーティションが正しい読み方といえます。

業界団体である、JMPA(日本パーティション工業会)でもパーティションと表記しています。
また広辞苑(第7版)を参照してもパーテーションでの表記はなく、パーティションが見出し語として使われています。 パーテーションという表現が定着した理由は諸説あるようです。

ですので、先ほど「オフィス パーティション」と検索することをおすすめしましたが、その際に、パーテーションではなく「パーティション」で検索していただくほうが、検索結果が多く幅広く施工事例を見たい方にはおすすめです。

間仕切り・パーティションの種類について

施工事例をいくつか検索して大まかなイメージは決まったけれど、「どのような種類の間仕切りがあるのか」「どの種類の間仕切りが自社に合うのか知りたい」という方のために、それぞれの間仕切りの特徴と違いをご説明します。

間仕切り・パーティションを大きく分けると①ローパーティション②オーダーメイドパーティションと分類ができます。

ローパーティションについて

ローパーティションと言われる什器タイプのパーティションは、設置するだけで大規模な工事は不要です。施工型パーティションに比べレイアウト変更も容易なため、社内用のミーティングスペースやデスク間の間仕切りとしても人気です。

施工型パーティションに比べ短納期でお届け可能な商品も多いため、「1~2週間以内に間仕切りを設置したい」という納期重視のお客様におすすめです。

ただ、既製品の商品が多くサイズオーダーができかねる場合が多いため、決まった寸法内で隙間なく間仕切りをご希望の場合は、ローパーティションではなくオーダーメイドパーティションがおすすめです。

ローパーティションの具体的な商品はオフィス空間カタログにも掲載しています。

オーダーメイドパーティションについて

オーダーメイドパーティションはさらに大きく分けて3種類に分類ができます。
「アルミパーティション」「スチールパーティション」「造作パーティション」です。

造作パーティションはドアや仕上げの素材など自由に選択ができ、エントランスやリフレッシュスペースなどオリジナルの空間を造りたい方にオススメのパーティションです。アルミパーティションやスチールパーティションと異なり、壁紙や塗装などで仕上げをする場合が多いです。

ローパーテーションVSオーダーメイド

▼ローパーテーションVSオーダーメイド

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項目 ローパーテーション オーダーメイド
工事の有無 基本なし(置くだけ) 施工あり
納期 短い1~2週間の商品あり) 設計~施工の所要が発生
サイズの自由度 既製が中心(サイズ厳密合わせは不向き 高い(間口・高さを合わせやすい)
遮音性 低い 目的次第で確保しやすい
向いている用途 仮説の間仕切り/早急な設置 個室・エントランス等の常設・意匠重視

お客様からいただくご質問で多い内容は、アルミパーティションとスチールパーティションの違いは何かということです。一見同じパネル式の施工型パーティションですが、施工・構造の違いがあります。

まずアルミパーティションの特徴を説明しています。

アルミパーティションの特徴


アルミパーティションは、1枚のパネルで仕切りを作る簡易構造です。中には図のように段ボール材が入っている商品が多いです。柱の溝にパネルをはめ込み設置をするため、パネル間に柱が出る仕上がりとなります。遮音性はありませんが、スチールパーティションに比べ短納期で施工が可能です。また施工費もスチールパーティションと比べると安い場合が多いため、コストや納期優先の方におすすめです。
ブラックの柱やホワイトの柱、ガラスタイプもございますので、コストや納期だけでなく意匠性も求められるお客様にもオススメです。

次にスチールパーティションの特徴を説明していきます。

スチールパーティションの特徴


スチールパーティションは柱を建て、柱を2枚のパネルで挟み込み施工をします。柱間に空洞ができるため、遮音材などの充填が可能です。アルミパーティションに比べ、パネルの連結部分が目立たないすっきりとした仕上がりになるため、すっきりとした印象の空間を造りたい方にオススメです。また遮音材などの充填もできるため、会議室や役員室などほかの部屋に会話の内容が漏らしたくないなど遮音性を高めたい場合にスチールパーティションがおすすめです。

▼アルミVSスチールVS造作

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タイプ 構造の特徴 遮音見た目 納期/コスト感 向くシーン
アルミ 1枚パネルを柱にはめ込み(簡易構造) 低め連結の柱が見えやすい 短納期・抑えめ コスト/スピード優先、簡易区切り
スチール 柱を2枚パネルで挟む(空洞に遮音性可) 高め連結が目立ちにくい 中位 会議室・役員室など会話漏れNG
造作 仕上げ・ドア等を自由設計 設計次第意匠性の自由度高 上位(設計+施工) エントランス・来客エリアに最適

よくある質問

できるだけ早く個室を作りたい。最短の選択は?

ローパーティションが最短です。商品によっては1〜2週間で導入可能です。

会議の会話が漏れないようにしたい。どれを選べば良い?

スチールパーティションが向きます。柱間に遮音材の充填ができ、遮音性を高めやすいです。

受付の見栄えを良くしたい。自由度の高い方法は?

造作パーティションなら、ドアや仕上げの素材を自由に選べ、意匠性を高められます。

パーティション工事の見積りに必要な情報は?

用途/設置場所の寸法(間口・高さ・長さ)、ドアの有無、天井や床の下地、遮音の要件、希望納期、ビルの工事 ルール(搬入時間・指定業者)と現地写真・図面があるとスムーズです。

まとめ

今回はパーティション施工事例検索のポイントとパーティションの違いについて説明しました。目的に合わせたパーティションの選択、施工事例を調べることでより満足度の高い子内装工事ができると思います。実際に設置する場合の費用や納期について、気になる方はお問い合わせください。

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