
サイン工事では、用途や設置環境に応じてさまざまな素材や加工方法が使い分けられます。見た目や耐久性、コストが異なるため、目的に応じた選定が重要です。
どのような素材や方法があるか、詳しく確認していきましょう。
アクリルプレート
アクリルプレートはプラスチックの一種で
軽量で加工しやすく、耐候性に優れた素材です。透明またはカラーの板にUV印刷や彫刻を施すことで、企業名やロゴを表現できます。
ガラスのような透明感や清潔感があり、
空間に圧迫感を与えにくい点が特徴です。LED照明と組み合わせて内側から光らせたり、切り文字を重ねて立体感を出したりと、幅広いデザインに対応できます。
金属プレート
金属プレートのサインは、
ステンレスやアルミ、真鍮などの素材を用いています。金属ならではの重厚感や高級感を演出できるため、企業のブランドイメージを強く印象付けられるでしょう。
なお表面は「
ヘアライン仕上げ」や「
鏡面仕上げ」などが可能で、加工方法によって多彩な表情を持たせられます。耐久性にも優れているため、、
屋内外を問わず長期間使用しやすい素材です。
カッティングシート・インクジェット出力
シートを用いたサインは、
用途に応じて工法の使い分けが必要です。
例えばカッティングシートは、着色されたシートを文字やロゴの形に切り抜いて貼る方法で、施工しやすくコストを抑えやすいという特徴があります。ただし、写真やグラデーションなどの
複雑な表現には向いていないので注意しましょう。
一方、インクジェット出力は専用の大型プリンターを用いて、
塩ビフィルムシートにフルカラーで印刷する方法です。カッティングシートとは異なり、写真やグラデーションなどにも対応でき、
表現の自由度が非常に高いのが利点です。耐久性にも優れており、内装デザインや大型の壁面看板など、屋内外を問わず活用できます。
それぞれの特徴を理解し、
用途やデザインに応じて適した方法を選ぶことが重要です。
切り文字
切り文字は、文字やロゴの形状に合わせて素材を切り出し、
立体的に設置する工法です。平面的なサインとは異なり、陰影が生まれることで奥行きのある表現が可能になるため、存在感や高級感を演出できる工法の一つとして知られています。
金属やアクリルなど素材の選択肢が多く、エントランスに用いるサインとして採用されることが多い手法です。
ライト
照明を組み込んだサインは、
視認性とデザイン性を高める工法の一つです。
例えばLEDサインは昼夜を問わず見やすく、省エネルギー性に優れています。文字自体をLEDで表示するタイプや、ステンレスで立体的な箱文字を作り、内部のLED光をアクリル板越しに透過させるタイプなどがあります。
また文字やロゴの背面に光源を設置するバックライトサインは、壁面に光を反射させることで、間接照明のような印象的な演出が可能です。
さらに看板内部に照明を仕込む内照式サインは、
全体を均一に発光させることができるのが特徴です。夜間や悪天候でも視認性を確保しやすく、屋外サインでも多く活用されています。