オフィス空間を構築するうえで、一番大切なレイアウト。現在のオフィスレイアウト、コミュニケーションスペース、室内環境等徹底的に調査し、業務効率に配慮したレイアウト設計(ゾーニング、導線、通路)をする事で、作業効率が格段にあがります。 今回の特集では、オフィスレイアウトのポイントをご紹介いたします。
オフィス空間を構築するうえで、一番大切なレイアウト。現在のオフィスレイアウト、コミュニケーションスペース、室内環境等徹底的に調査し、業務効率に配慮したレイアウト設計(ゾーニング、導線、通路)をする事で、作業効率が格段にあがります。 今回の特集では、オフィスレイアウトのポイントをご紹介いたします。
限られたスペースの中に、企業活動に必要な要素を盛り込む事が要求される小規模オフィス。
効率の良い小規模オフィスを実現する為のポイントや、デザイン・レイアウトのコツを考えます。
空間が限られた小規模オフィスの場合、個人の執務に必要なパーソナルスペースの大小が全体に影響を及ぼします。
一般的には、社員1人あたりの執務スペースの最低限度は6㎡程度。ワークスペースの天井高さの最低限度は2.6㎡程度と言われています。*1
パーソナルスペースを最小化する際には、いくつか考慮するポイントを知っておきましょう。
(*1…社会法人ニューオフィス推進協議会(NOPA)規定)
執営業や開発等、周囲とのコミュニケーションが重要視されるオフィスと、制作・設計等、作業に集中する環境が必要な場合では、レイアウトパターンが変わります。
最もコンパクトな島型(対向式)レイアウトはコミュニケーション型、コンセントレーション型の場合はパーティションを設けるか、卍型レイアウトにする等の配慮が必要です。
パーソナルスペースを最小化することで業務にストレスがかかるのでは、良いオフィスとは言えません。
パーソナルスペースを少なくできるように個人保有の物を減らし、書類や用度品は共有化します。
スムーズに共有できるよう、ファイリングシステムや用度の管理システムを整えましょう。
小規模オフィスの場合、会議室・応接室・作業室等、目的別エリアを持つことは困難。さまざまなビジネスシーンにフレキシブルに対応できる空間が必要です。
サイズの変えられる大テーブルを1つ置けば応接やミーティングに使え、作業台にもなります。
くつろげるコーナーを、時間によって応接と社員のリフレッシュに使う等、利用用途を重ねていく場所にしましょう。
小規模オフィスは、一目で全体を見渡せない方が、ビジネスイメージが上がると言われています。
パーティションや棚等のオフィス家具を利用して、スペースを間仕切りましょう。
スペースを分ける場合、執務エリアは空間を凝縮させ、応接エリアを広めに取るのが効果的。家具で区切る際も、上部を開けると閉塞感が減ります。