2点目の注意点は、新オフィスについてです。
新オフィスの注意点はオフィスの選定と契約条件についてです。まずはオフィスを選ぶ基準から見ていきましょう。
オフィスは以下の4点のポイントを考慮しながら決めるのが基本です。
この4点のポイントに優先順位をつけて、希望に沿ったオフィスを探していきましょう。
また、同じビルであっても景気や移転時期で坪単価が5,000円以上変動する場合がありますので、景気の動向や貸主の考えていることを見極めることも大切です。
候補物件が定まったら、次に契約条件を確認しましょう。気をつけなければならない点は目先の賃料・共益費などの数字的な条件ではなく、長い目で考えた生涯コストを考えた契約かどうかです。それには賃貸・共益費の交渉はもちろんのこと、退去時にかかる費用など全て踏まえたトータルコストの交渉をしましょう。
オフィスを実際に使いはじめる家賃発生日の交渉も忘れずに行い移転に伴う二重家賃の貸借期間を少しでも減らしてくださいね。更にオフィスのレイアウト業者は自由に選んで良いのか、ビルの指定の業者があるのかも、前もって確認しておいた方が良いでしょう。
一般的にビルで指定している業者は、相場より金額が高くなっており入居時や退去時の無駄な経費を削減するためにも、賃貸借契約を締結する前にしっかりと聞いておき、場合によっては入居条件として交渉を試みてみるのもありです。
2点目の注意点をまとめると
- ・オフィスは4つのポイント(賃料・立地・広さ・移転時期)をもとに決める
- ・契約は目先の金額のみでなく、長い目で見たトータルコストの良い契約を結ぶ
- ・内装工事をする業者の指定はあるのかないのか、しっかりと確認する
ということでしたね。
それでは、続いて3点目の注意点を見ていきましょう。